- 5000円台で買える低価格小型複合機
- 家庭向けプリンターについて
こんにちは。いーか(@iika246)です。
会社員だけをやっていると必要性を感じませんでしたが、物販をやっていたりすると時々コピー機欲しいなという気持ちがありました。
- よく使う必要書類の印刷
- 個人情報のPDF取り込み
- ラベル印刷
特にラベル印刷となると、コンビニでもできないしプリンター用意するしかないよな・・と考えていました。
そんな中、いきなり高性能、大容量プリンターを用意するのはとても無理ですよね。
ということで今回購入したのが、キャノン製の家庭向け小型複合機。
非常に安い価格帯でありながらも、印刷やコピーといった基本的なことが使えるお手ごろ製品なのです。
- 5000円台で購入可能なため、安すぎて不安である
- 印刷能力が不安である
などなど不安に思うところもあるかと思いますが、用途や使用頻度を考えると充分な能力を持っています。
それではキャノン製【TS3130S】についてレビューしてみたいと思います。
mokuji
Canon製プリンター「TS3130S」について
【製品の特徴】
- 機種名:PIXUS(ピクサス)TS3130S
- 印刷方式:インクジェット方式
- 重量:3.9kg
- 外形サイズ:43.5cm×31.6cm×14.5cm
- 給紙方式:背面給紙、前面排出
- 接続方式:無線LAN、USB接続
- その他機能:コピー印刷、スキャン機能
- 消耗品:ブラックプリントヘッド、カラープリントヘッド
本製品はインクジェット方式を採用し印刷を行います。
ざっくりいうと、インクを用紙に向けて噴射して印刷している方式になります。
インクジェット方式の主な利点としてはこのとおり。
- 小型化しやすい
- 安価に作りやすい
- 構造がシンプルである
家庭向けとして必要十分な能力を持てる製品を作りやすいのですね。
その中でも本製品であるキャノン製小型プリンターは下記の特徴を持っています。
家庭向け、個人向けとして使いやすさを考えておりスマホからプリントを行える「おうちでスマホアプリ」
スマホ普及後、無線で対応可能にした「Wi-Fi」&「自動電源ON」
にじみやすいインクジェット方式の弱点をカバーできる顔料インク
低価格帯ながらも必要な機能を備えてあります。
外観について
上部左側に操作パネル、背面より給紙トレイ、前面下側より排紙トレイです。
本製品にはLANケーブル接続できないタイプ、そのため背面の接続ポートはUSBタイプのみです。
オレンジのテープは輸送用固定テープ、使用前に剥がしておかないと印刷時に巻き込まれて用紙が詰まってしまいますので注意しましょう。
製品のサイズとしては横幅が40cm程度、コンパクトとはいきませんがそれでも小さいほうですね。
そのかわり奥行きが30cm程度、これはインクジェット方式であるためここまで小さくすることが可能です。他だともっと巨大化しますからね。
本製品は実は有線接続可能なネットワークポート(LANポート)を持っていません。
そのためプリンターとパソコンの接続についてはUSBポートかWi-Fiを使用することになります。
もしパソコンがWi-Fi接続できない場合は下記のようなUSBケーブルを事前に準備しておく必要がありますのでお気を付けください。
個人的にはWi-Fi接続がとても楽です。
以前まではケーブル接続する必要があるためパソコンの近くにプリンターを置かねばならないものでした。
しかし、パソコンがWi-Fi接続対応しているとコンセントがあるところであれば、パソコンから離れてもまったく問題ないのです。
添付品について
【添付品】
- インクヘッド×2
- 電源コード
- ドライバー設定CD
- 設置マニュアル
- アンケート案内
パソコンと接続用のUSBケーブルは添付されていませんので、必要であれば準備しましょう。
Wi-Fi接続出来ないのであれば、USBケーブルを使った接続をするか、スマホから印刷をするかのどちらかになります。
インクヘッドの取り付けに癖アリ??
プリンター購入して開梱、いざインクヘッドを取り付けてみようとみましたがとても硬いのです。
私自身、仕事上こういうオフィス製品をよく触るので経験豊富だと自負していました。それでもインクヘッドの取り付けには苦労しました。
こういうものなのか、次回インクヘッド交換のタイミングで確認したいと思います。
接続方法について
プリンタとの接続方法は下記のとおりになります。
- Wi-Fi接続を使ったパソコンとの接続
- アプリケーションを使ったスマートフォンとの接続
実はプリンタのパネル上からはIPアドレスの設定等が出来ないのです。
接続して使えるようにするにはセットアップ用のファイル(もしくはCD-ROM)を使用しセットアップを行うことで繋がるようになるのです。
1.wi-fiを使ってパソコンとの接続方法について
Wi-Fiが使えるパソコンがあれば無線接続が可能です。接続方法についてはドライバー設定用CDをパソコン上で起動、あとはCDの設定通りに進めるだけなので、とても簡単です。
そういった方は下記サイトを参考に実行ファイルを入手し実行させましょう。
接続時の注意点としては、プリンターの電源投入後にパネル上で下記のようにアイコンが点滅していることが大切です。
点滅していない場合は、「ダイレクトボタン」を長く押して点滅させましょう。
2.スマホとTS3130Sを接続する方法について
スマホとTS3130Sプリンターを接続するには「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」をインストールする必要があります。
こちらのアプリをインストールすることで
- 写真印刷
- 文書印刷など
こういったことがスマホから直接印刷できるようになります。
注意点としては、スマホをWi-Fi接続していてその状態で初期設定を実施すると・・
その後印刷するときは必ずWi-Fiルーターの電源が入っていないと接続が上手くいきません。
ダイレクト印刷のみ使うなら、その機能だけ。Wi-Fi接続するならWi-Fi接続でプリンターを繋げるようにしましょう。
Canon製プリンター「TS3130S」の出来ること
家庭向けとはいえ複合機である以上、基本的に下記のことが出来ます。
- パソコンより印刷、スマホより印刷
- スキャナーを使ったコピー
- スキャン機能
印刷可能な用紙種類については、このとおり。
- 普通紙、写真用紙
- 年賀はがき、写真はがき
スキャンについて
スキャンするには「My Image Garden」というアプリケーションソフトが必要です。それ以外ではスキャンする方法が見当たらず、ダウンロード必須です。
Canon製プリンター「TS3130S」のあれこれ
モノクロ印刷ばっかりなのに、カラーインクが減る??
設置基本操作マニュアルにこのようなことが豆知識として紹介されていました。理由としては下記のように記載されています。
モノクロ印刷でも、印刷する用紙の種類やプリンタードライバーの設定によってブラック以外のインクが使われることがあります。モノクロでしか印刷していなくてもカラーインクが減るのはそのためです。
「設置・基本操作マニュアル」P16より抜粋
基本的にプリンタ側はパソコンの命令通りに印刷します。
そのときにパソコン側でモノクロのデザイン(ワードでもエクセルでも)印刷を実行しても、
実はブラックインクを使えという指示ではなく、3色使って黒を作りなさいという指示を出すこともある為です。
見た目上同じ黒でも、使ったモノがカラーインクだと減るのはカラーのインクですよね?
そのため、モノクロ印刷しかしていなくてもカラーのインクが減ることがありますよ。という内容なのです。
これらを抑えるには印刷時にモノクロ印刷という指定をしましょう。
スマホとの2台目以降の接続方法について
スマホとプリンター直接接続する際、1台目は説明書通りに出来ると思います。
しかし、2台目以降接続をしようとするとうまくいきません。
その時の方法についてざっくり説明すると下記のようになります。
- スマホの設定からWi-Fiのところで「Canon_ij_xxxx」を選択(SSIDのこと)
- パスワードは初期値だと製造番号を入力
- その後、アプリより設定を行う
パスワードについては一度初期設定実施済みだと製造番号に設定されています。それを使ってWi-Fi接続を行いましょう。
またWi-Fi接続を行わないとアプリからスマホの設定はできませんので気を付けましょう。
終わりに~必要十分なプリンターで使い道抜群~
Canon製TS3130S、家庭向けプリンターについてお話してみました。
安価であること、安っぽい部分もありますが、大量印刷を行わないのであれば充分に戦力になり得る機種だなと感じました。
印刷速度を求めるならレーザープリンター、コストを安く抑えるにはインクジェットプリンターといったように用途に合わせて購入されてみてはいかがでしょう。
最後までありがとうございます。それじゃ、また。