【選択条件について】
- 比較的安価であること（２万円以内）
- スピーカー内蔵であること（音質はそれほど問わない）
- 27インチ程度のサイズであること
こんにちは。いーか(@iika246)です。
ノートPCを初めて購入。いろんな作業をしていると
- ノートPCの画面もっと大きいとやりやすいのに・・
- ディスプレイがあると資料見ながら作業できるのに・・
意外にも画面の大きさで悩んだりすることありませんか？
例えば、動画サイトを見ながらプログラミングの勉強が出来たら・・と考えたことありませんか？
とはいえノートPC買ったばかりで大きな画面のついた機種に買い替えるのも、もう一台ノートPC購入するのも割に合わないですよね。
そういうときに検討するのが追加でディスプレイ購入することでしょう。
種類やサイズ、ディスプレイの能力など多数ある中から今回は、
- 家で資料を見ながら作業するときに欲しいサイズ
- 動画見ながら作業するため音の出力も必要
- 長時間見ることも考慮、非光沢タイプである
- ノートPC買ったばかりで比較的安価にしたい
- 画質はそこまで求めていない
このあたりを重点に考えてみました。その結果、下記４点のご紹介です。
※クリックするとそれぞれの見出しにジャンプします。
- 【HP】 27fw ディスプレイ（ホワイト・Audio）【型番：4TB31AA#ABJ】
- 【Acer】IPSパネル搭載 27インチ液晶ディスプレイ【型番：SA270Abmi】
- 【IOデータ】27型ワイド液晶モニター【型番：KH275V】
- 【iiyama】27インチゲーミングワイド液晶ディスプレイ【型番：G2730HSU】
価格に関しては2019年10月時点の楽天市場をもとにしております。
したがって閲覧するタイミングで価格が変わる恐れがありますのでご了承ください。
mokuji
おすすめ27インチディスプレイ４選
おすすめのディスプレイのお話の前に、27インチディスプレイのおすすめ環境をについてお話します。
ここを飛ばして読みたい場合、こちらよりお先にどうぞ。
こんな環境の人におすすめ！！
今回ご紹介する27インチのディスプレイ、どういう環境が合うか考えてみました。
【おすすめ環境】
- 作業する机が120cm以上ある
- 作業だけではなく、くつろいで動画鑑賞もする（音質は気にしていない）
- 一人暮らし、一人で使うディスプレイ
このあたりの環境の方におすすめ出来るかな～と考えております。
理由として下記のとおりです。
【理由について】
- 幅のサイズが600mm~650mmぐらい（60cm~65cm）なので、作業する机が小さいと少し辛い
- 机から離れて動画を見るにも一人暮らしの部屋に耐えられるサイズ感
- 複数人で動画鑑賞するには少し小さいサイズだと感じる
基本的には全て薄型タイプではあります。それでも27インチサイズになると横幅で60cm以上になります。
この場合だとやはり作業する机によってかなり窮屈を感じるでしょう。
下記のようなサイズ感の机だと合うでしょう。
たとえばテレビのように離れて設置を検討されるのなら、もっと大きなサイズのディスプレイを選んだほうが良いでしょう。
27インチディスプレイだと離れすぎると小さくてみるのが大変になりますよ。
共通機能について
こちらではモニターに搭載されている共通機能のご紹介です。
すべてのモニターに搭載されているわけでは簡易的にご説明になります。
- 非光沢タイプ、IPSパネル
- AMD Radeon FreeSync™ テクノロジー
ここを飛ばして読みたい場合、こちらよりお先にどうぞ。
非光沢（ノングレア）、IPS（In Plane Switching）パネル
非光沢、IPSパネルを採用しています。
光沢は画面の反射があるタイプ。
非常に綺麗な画質ですが、太陽の光などの反射が気になる一面もあります。
下記は私の所有しているパソコンの画面です。
電源を落とした状態になります。
非光沢タイプなら画面の反射が少ないので、長時間作業を行う場合や明るい場所だと力を発揮します。
光沢タイプは画質がきれいなので用途によって使い分けたいですね。
IPSパネルは見る角度が変わっても色やコントラストといった変化を感じにくいので広視野角（見る角度が広い）という特徴があります。
非光沢（ノングレア）と相まってどこから見ても綺麗な映像を得られます。
AMD Radeon FreeSync™ テクノロジー
まずは下記をご覧ください。
※AMD Radeon FreeSync™機能OFF
※AMD Radeon FreeSync™機能ON
画像に映っているマシンがカッコイイのは置いといて・・（笑）
画像真ん中あたりに上下に画像がズレているのが確認とれましたか？
AMD Radeon FreeSync™テクノロジーとは、モニターとの信号とのやり取りを解決することでカクツキや上下にスライスされた状態を低減する機能です。
上記の画像を見ていただくとわかるようにゲーミングマシンに使われるような機能なのです。
それが搭載されたモニター、それだけ能力的にもモニターの性能が高くなっているのです。
しかしながら、この機能を使うにはパソコン側で対応していることが前提。
モニター＋パソコンのセットで初めて発揮する機能です。
上記は私のパソコンの機能の一部です。
このようにモニターだけではなくパソコン側でも機能が必要です。
それではここからご紹介していきます。
1.【HP】 27fw ディスプレイ（ホワイト・Audio）【型番：4TB31AA#ABJ】
【仕様】
- メーカー：HP製
- パネルタイプ：IPSパネル（広い視野角）、非光沢（アンチグレア）による映り込み低減
- 入力：VGA×１、HDMI×２（USB-typeC DisPlayport Alternate Mode無し）
- 最大重量：3.7ｋｇ
- 寸法：61.2cm(横幅)×44.9cm(高さ)×20.4cm(奥行き、スタンド含む)
- 添付ケーブル：HDMIケーブル×１、ACケーブル、ACアダプター
- VESAマウント：適応外
- 価格：17500円（2019/09時点 楽天市場にて）
外見について
非常に優れたデザイン性とコストパフォーマンスには驚きました。
HP製のパソコンはオフィス向けもコスパがよいため、かなりの場所で見かけます。
しかしながら、オフィス向けはデザインがパッとしないものばかりなのが現実。
そういった印象もあってか、【HP 27fw （ホワイト Audio）】この製品のデザイン製にかなり驚かされました。
上記で紹介している【HP 27fw（ホワイトAudio）】はその名のとおり白色のタイプ
黒系の多いディスプレイの多い中、白色系のディスプレイはかなり貴重でしょう。
この色もあってかWindows系ノートパソコンだけではなく、Mac系のノートパソコンとも相性抜群なのが想像できます。
ディスプレイは目で見るもの。そう考えれば外見は意識しなくても目に入ってしまいます。
それを考えると外見、かなり大事ではないですか？
さらにこのデザインがインテリアにも映えるのでシンプルな部屋を一段上のカッコよい部屋にしてくれます。
機能について
ディスプレイの機能としてブルーライト低減機能を装備しています。
機能は３段階用意されており、下記のとおり。
- 低ブルーライト機能：ブルーライトを低減する
- 夜間：ブルーライトの発光を最も少なくなるようにする
- 読書：ブルーライトおよび輝度を室内表示用に最適化する
【メニュー】ボタンを押して【カラーコントロール】から【表示モード】より選択可能です。
ブルーライト細胞に影響を与えるといいます。
低減機能は大切ですね。
その他機能として、背面にはセキュリティ用のホール（穴）の用意もあるので、セキュリティワイヤー取り付けも可能です。
入力系統のポートは複数用意されていますが、ディスプレイ自身に複数入力切替機能はありません。
複数接続すると画面が映らなかったりと不具合を起こす原因になるので気を付けましょう。
VESAマウント（机や壁に取り付けするための金具）規格に適応していません。アーム取り付けは諦めたほうがよいかも・・
消費税増税前のあおりで人気が出ており（2019年９月時点）、楽天市場では商品到着まで二か月前後と出ています。少々待つのは覚悟しましょう。
今回ご紹介した【HP 27fw(ホワイトAudio)】は白色のみです。
スピーカー無しでもよいから黒色が良い場合は下記商品もございます。
ちなみにブラックは背面の部分になります。
【27インチ大きい方へ】
hpでは同等機能を有する24インチサイズも取り扱っております。
値段も多少下がりますので、こちらも検討してみるのも面白いかもしれません。
こちらのディスプレイ、私も購入しました。
かっこよく、使いやすい。単純におすすめです。
2.【Acer】IPSパネル搭載 27インチ液晶ディスプレイ【型番：SA270Abmi】
【仕様】
- メーカー：Acer製
- パネルタイプ：IPSパネル、非光沢タイプ
- 入力端子：VGA×１、HDMI×１
- 最大重量：3.56㎏
- 寸法：62.1cm(横幅)×45.4cm(高さ)×21.2cm(奥行き)
- 添付ケーブル：HDMIケーブル、VGAケーブル、ACアダプター、ACケーブル
- VESAマウント：適応外
- 価格：16000円（2019/09時点 楽天市場にて）
Acer（エイサー）は台湾に本社を持ちパソコンや周辺機器メーカーです。
日本ではあまりシェアが無いので知名度は低いかもしれません。ですが、世界で見ると比較的出荷台数があるメーカーなのです。
ラインナップも豊富で高性能パソコンから低コストパソコンまで揃えている。そんな印象を感じさせるメーカーさんです。
外見について
外見として目を見張るのは非常に薄いパネル幅です。
他社のディスプレイと同様、薄く作られており、IPSパネルで非光沢タイプなので色んな角度からディスプレイを覗いても見やすいようになっています。
また、パネル自体のフレーム（画面左右の液晶ではない部分）がかなり薄いです。
複数パネルを横につなげても一枚のパネルのように扱うことが出来そうです。
Acer（型番：SA270Abmi）では「HP 27fw （ホワイト Audio）」と比べやや安価に作られているように感じます。（2019/09 楽天市場より）
ただしそれでも機能としての差はほとんど感じさせない仕上げになっています。
機能について
付属品としてACケーブル、ACアダプター、VGA（D-sub）ケーブル、HDMIケーブルが添付されています。
まれにケーブル自体添付していないものもあります。
Acer（型番：SA270Abmi）では【HP 27fw （ホワイト Audio）】と違い入力信号の切り替えに手動で切り替えすることが出来ます。
そのため、【HP 27fw （ホワイト Audio）】ではできない2台繋いだまま電源を入れる。という動作が出来そうです。
とはいえ、自動検出にしていると画面が映らないといったことも考えられるので２台繋ぐのはあまりお勧めできないかもしれませんね。
モード選択機能の分かりやすさと豊富さ
他の機能として、メニュー内にモード選択機能があります。
こちらの機能を使えばモード機能に応じた明るさやコントラストといった設定が適応されます。
例えば・・
- ゲーム向け（アクション）
- ゲーム向け２（レーシング）
- ゲーム向け３（スポーツ）
- エコモード、グラフィック、動画向け
その人にあった設定が使えることでしょう。
3.【IOデータ】27型ワイド液晶モニター【型番：KH275V】
- メーカー：IOデータ製
- パネルタイプ：ADSパネル、非光沢タイプ
- 入力端子：HDMI、VGA、DVI
- 最大重量：5.7kg（スタンドあり）
- 寸法：63.2cm（横幅）×23.5cm(高さ)×44.5cm（奥行き、スタンドあり）
- 添付ケーブル：VGAケーブル、HDMIケーブル、電源コード、オーディオケーブル
- VESAマウント：適応
- 価格：18338円（2019/09時点 楽天市場にて）
IOデータ（㈱アイ・オーデータ機器）は日本のメーカーであり、聞いたことある方多いと思います。
1980年ごろからパソコン周辺機器分野に挑戦しているので、かなり老舗メーカーですね。
外観について
本製品（KH275V）はモニターとしてはかなりスタンダードな外観をしています。
重量や奥行きといった数値だけをみると他製品よりも不利に見えるかもしれません。
しかし、こちらはVESAマウントが対応可能。VESAキットを使えば壁掛けのディスプレイに行ったり、下記のように机にアームを使って固定することも可能です。
※上記画像の赤枠の部分に取り付けることで壁掛けタイプに変更できるのです。
上記のようなマウントキットを使えば、壁掛けにもなる・・
また、電源コードのみにしていることから、モニター側にACアダプターの変換回路が内蔵されているのが考えられます。
そのため奥行き、重量ともに大きくなっていますが、電源コードのみなのでケーブルがすっきりします。
外観とは関係ありませんが、今回紹介している（型番：KH275V）は3年間保証がついております。
一般的な保証として1年保証が多い中、しっかりとした対応を行う姿勢が見られますね。
機能について
共通機能としてご紹介している「AMD Radeon FreeSync™ テクノロジー」は搭載されていないものの、能力としては充分な機能が搭載されています。実際には下記の機能が搭載済み。
- オーバードライブ機能
- VDTモード、ブルーリダクションモード
オーバードライブ機能
オーバードライブ機能は応答速度を上げることで、ゲーム時などの残像感を低減させ綺麗な映像を楽しむ機能です。
VDTモード、ブルーリダクション機能について
【VDTモード】は長時間のパソコン作業をするさいに体に負荷を与えないように軽減させるためのモードです。基本的には、
- 起動時に姿勢や休憩などの配慮事項の表示
- 一定時間ごとに休憩を促すメッセージを表示
- 目に優しい表示設定を用意
このようになっております。
ブルーリダクション機能は単純にブルーライト低減機能です。段階として5段階用意されています。
ちなみにパネルタイプでADS方式になっていますが、IPSパネルとほとんど変わらないと考えて構いません。
4.【iiyama】27インチゲーミングワイド液晶ディスプレイ【型番：G2730HSU】
- メーカー：mouse(iiyama)製
- パネルタイプ：TNパネル、非光沢タイプ（ノングレア）
- 入力端子：HDMI、DisplayPort、VGA（D-sub）
- 最大重量：5.3kg(マウス、スタンド含む)
- 寸法：61.4cm(横幅)×45cm（高さ）×19.7cm(奥行き、スタンド含む)
- 添付ケーブル：Displayケーブル、HDMIケーブル、VGAケーブル、USBケーブル、オーディオケーブル、電源コード
- VESAマウント：対応
- 価格：24820円（2019/09時点 楽天市場にて）
最後にmouse（iiyama）製ディスプレイのご紹介です。
【iiyama】なのか【mouse】なのかメーカーがさっぱり分からないと思います。
簡単にお話すると株式会社iiyamaが株式会社マウスコンピューターに吸収、合併されたので、今では【mouse】が正しいかもしれません。
ただ、ブランドとして【iiyama】を残しているようですね。
最後にご紹介するのが2万円という条件を大幅に超えています。
しかし、それも問題にならないほどの高性能な27インチディスプレイになります。
外観について
外観もとくに癖がなく、カラーもマーベルブラックという名のとおり黒色になります。
ボタン配列も一般的であり、物理的にボタンを押すタイプ。
まれにパネルにタッチ式でボタンを作っているメーカーがあり、ちょこっと触れるだけで誤反応するほど感度の高いタイプもあります。
そのため、ボタンを素直に物理的に押せるタイプにしているのは良し！！といったところです。
ディスプレイ背面を確認すると、VESAマウント用のホール（穴）が用意されています。
アームスタンドを取り付け出来るだけでモニターがあった部分に空間を作ることが可能。
アームスタンド、意外とアリですよ。
機能について
高性能な分、能力も他のディスプレイと比べパワーアップしています。
他のディスプレイでも対応していた【AMD Radeon FreeSync™ テクノロジー】も搭載。その他として下記があります。
たくさんの機能を紹介するとキリがないのでざっくり下記についてご紹介します。
- パネルタイプがTN式（応答速度が速いタイプ）、高速応答速度（1ms）
- 黒レベル調整
パネル方式と応答速度について
今回使われているパネル方式がTN式を採用しています。
こちらのパネル方式はいままでご紹介したIPSパネル、ADSパネルと違い構造が単純なため応答速度が比較的早いという特徴があります。
そのため、応答速度が1msという速さを実現しています。
先ほど紹介した【IOデータ】27型ワイド液晶モニター【型番：KH275V】、こちらのオーバードライブ機能を使っても1msという速度には遠く及ばないのです。
そのため、こちらのパネルに向いていると言われているのが、速い動きの出る映像や速い動きのゲームに最適になります。
黒レベル調整について
TN式弱点として、色の再現性が良くないと言われているところです。
視野角も狭いため、見る角度が変わると見にくい状態になると言われるものです。
そんな色の再現性向上を目指したものとして黒レベル調整という機能が搭載されているのです。
こちらは、画面の暗い部分の色合いを調整することで暗い部分黒つぶれしていた箇所を鮮明にするという機能なのです。
TN方式は中間色の表現がいまいちと言われているので暗い部分の色合いや表現が難しいと考えられます。
その弱点をうまく低減できるであろう機能というのが感じられますね。
もちろん上記だけの機能ではなく
- ブルーライト低減（Blue light reducer）機能
- フリッカーフリー対応（画面のちらつき対策）
- デジタルスムージング機能（低解像度時の滑らかな画像表現、文字表現機能）
など、たくさんの機能を載せています。
とはいえ、TN方式パネルなので動きの速いゲーム向けにおすすめかもしれませんね。
終わりに
ノートパソコンを使って家で作業するなら、27インチサイズのディスプレイがあれば格段に作業効率がアップします。
一つだけだと資料見ながら、切り替えてブログを書くだけでもかなり楽になります。
今回ご紹介した27インチディスプレイは下記４点
- 【HP】 27fw ディスプレイ（ホワイト・Audio）【型番：4TB31AA#ABJ】
- 【Acer】IPSパネル搭載 27インチ液晶ディスプレイ【型番：SA270Abmi】
- 【IOデータ】27型ワイド液晶モニター【型番：KH275V】
- 【iiyama】27インチゲーミングワイド液晶ディスプレイ【型番：G2730HSU】
15インチノートパソコンよりもさらに大きいモニターをご用意しましたので、満足していただけると思います。
とはいえノートパソコン最大のメリットは持ち運べてどこでもできること。
おうちでの作業ばかりにこだわらず、外に出てやるのも気分転換にもなるし違う視点から物事をみることにもなって良い効果を発揮するかもしれません。
最後までありがとうございます。
それじゃ、また。
